2011年1月23日日曜日

大きな表札?

オホーツク海に面した街、湧別町。
広大な面積を誇る”チューリップ公園”があります。

日本最北のりんごの産地でもあります。
遠軽へ通じる国道242号線の道路脇にはりんご並木が見られますよ。



そして、コレッ!!
街のあちらこちらに煉瓦の建物があるのに気づくはず。



実は、大正時代煉瓦製造工場があったんです。
今は、セラミックスの製造会社が引き継いでいます。

農場のサイロもそうだし、チューリップ館の壁もレンガです。

牛舎や工場、倉庫等煉瓦の建造物が残されています。




高~いエントツを見上げると・・・




あらぁ~これはもしや・・・
名字ですか?



これだと遠くからでも
場所がわかって目指すことができますね。
大きな表札ってとこでしょうか。


他のおうちのサイロや倉庫にも
てっぺんに名前が描かれていた名残りがうっすらありました。


2011年1月4日火曜日

あらら、この人は・・・



おやっ、おやおや!




もしやこの人は、昨年演者とともに話題となった
『坂本龍馬』さんでは・・・。


北見の”ピアソン記念館”を訪れたときに、ある展示室の壁に
これは貼ってありました。
どうして土佐出身の龍馬さんが、遠くはなれた北見の街に
掲げられているかというと、
もちろん縁が無いわけありません。
北見地方発展の基盤となったのは、
明治後半、屯田兵中隊が北見地方の野付牛に
配属されたことによるものです。

そして、民間の立場から北海道開拓を進め
日本の独立を守ろうとしたのが、
幕末の英雄坂本龍馬の甥”坂本直寛”なのです。
直寛は龍馬の姉千鶴の子と生まれましたが、兄権平の養子として家督を継ぎます。

北光社を設立し高知県から大勢を引きつれ入植した直寛は
宣教師ピアソン夫妻との親交もあり、
かつての夫妻の住宅でもあった、この記念館に
ポスターが貼られている・・・というわけなのです。




ピアソン記念館は、当時としてはとてもモダンな造りで
外観も可愛らしく
時折、散歩したりスケッチに訪れる人も多いとか。